健康な身体を締め付けて良い事は一つも無い ~ 専門家の意見

専門家のご意見

健康体へ長時間に渡り高い圧力をかけ続けることに対しての警笛

おざわ先生おざわ整骨院
院長 小澤慎一氏
日々様々な人の骨格や筋肉の様子を診察していらっしゃる専門家としての立場から、人体に対する加圧、引き締めに関しての注意を頂きました。
小澤院長は、痛みや疾病疾患に対し、個々の原因を特定し、患者さんと共に身体の基幹から改善していき、痛みや疾病の改善や解消、時には故障のし難い身体作りへのアドバイスなどを行い、健康回復と向上に導くことを得意とされています。

全ての方、全ての状況に対して一概に言えるわけではありませんが、身体能力を高める目的で、身体に一時的な圧力をかける方法はあります。ガードルやベルトによる引き締め、加圧トレーニングもその一環と言えるでしょう。

腰回りに関する一例としては、一時的に腹圧を上げ、仙腸関節(※)に対してある一定の圧力をかけながら運動をする事で、圧力を除いた時の関節の動きが滑らかになると言われています。ただし、腰部に疾病や痛みを持っていない場合に限ります。
(※ 仙骨と腸骨を繋ぐ部分のこと)

腹圧を上げる方法としては、胸式呼吸などのトレーニングによって自ら腹圧を高める方法から、ガードルやコルセット、ギブスやベルトなど器具を用いる方法など、色々な方法があります。自発的な腹圧の上昇、器具の使用、いずれにしても、身体に対して圧力をかけるということは、圧力をかけている間は、関節や筋肉など身体の動きを部分的に制限している事になります。

専門的な見地から、身体の動きを制限する主な目的としては、[1]疾病の改善や進行の鈍化、[2]特定の部位の痛みを緩和させたり除いたりするため、そして[3]身体能力を高めるために行うことが多くあります。そして、目的が前者[1・2]の場合には恒常的に圧力をかけ、後者[3]の場合には一時的な圧力をかける事が一般的です。

個人が専門家の指導を受けた場合などの特例を除き、一般論としては、疾病や痛みが無い健康体に対し、コルセットやギブス、ガードルやベルトなどで、身体に高い圧力を恒常的にかけ続けることは、関節や筋肉の状態を含めた身体能力の低下を招いてしまう事があるため、好ましくありません。

トレーニングなどによって身体に高い(強い)圧力をかける場合には、それが一見丈夫そうに見える腰部であっても、出来る限り短時間にすることが賢明です。


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